どーん。

クーラーなしではビーシュリンプが死ぬ季節になってからボトルアクアリウム?グラスアクアリウム?バカジャネーノ?という天の声が聞こえるような気がします。ご安心ください。補器たっぷりです。要するにただの小型水槽扱いです。構成としては以下の通り。

ろ過層で生きるエビをイメージしつつ玉随系の砂利綺麗だよね路線。4Lの容器の半分以上がろ材です。楽しいですね。本当は砂も入れたかったのですが、砂利まででこの威圧感なので諦めました。飼育水はほぼトロ舟からのもので、濁り気味なのは元からです。養分たっぷり、インフゾリアたっぷりなのだと思ってください。
ヒーターの記述がありませんが、エヴァリスの20Wオートヒーターは確保してあります。そもそもこいつらは水面が氷結するような屋外で越冬した面々なので、そんなにシビアな対応はしなくても大丈夫かと。逆に暑さ対策は、人類のためのクーラーとエアレーションでよろしかろ?というスタンスです。必要を感じたら、フタをメッシュ素材のものにして、上から100円ショップのUSB扇風機でも回そうかと思います。(撮影時は外してましたが、飼育時は上部には飛び出し防止のプラフタを適当に見繕ってはめてあります。)
ウィローモスは、チャームのモスムーンMサイズです。一ヶ月くらい単独プラケで屋外放置していたものです。容器はGEXのグラスアクアリウムとなっておりますが、どこかのショップのセールで安かったので3個買っておいたものの一つで、外箱はグラスアクアリウムの前身のBettariumの白箱で届いたものです。なお、ガラス面のGEXのシールは剥がしました。(恒例行事)

最悪の場合は解体してトロ舟に戻せばいいというのが、絶対的な安心感です。
備蓄していた資材と飼い慣らした生体を集めて思いつきで一気に組んでしまうのはスピード感があって楽しいですが、初めてエビを飼うよ!という方にはお勧めできないやり方ですね。

そして解き放たれた非天然ミナミヌマエビたち。


なんかこう、別段変わった動きもなく、滑らかに移動完了しました。

歩脚にもしっかり白濁が見られる個体

白濁途上の個体

普通色オス個体

普通色メス個体(卵なし・やっと抱卵が終わったところ)

普通色メス個体(背中に卵が溜まっている)

あと、掬った飼育水に付いてきた稚エビ若エビが確か3匹ほどいます。稚エビはろ材の隙間から、地下と地上を行ったり来たりしております。(稚エビだけでなく大人エビも…地下帝国楽しいもんね…)

【この環境でゆるく確認・検証できそうな事柄】
・飼育水と白濁個体、白濁途上個体、普通色個体を移して屋内飼育
→飼育水(環境要因)で白濁個体が維持されるか
→飼育水(環境要因)で白濁途上個体が白濁化するか
→飼育水(環境要因)で普通色個体が白濁開始するか
→直射日光が白濁化に影響を与えているか否か
・白濁個体と普通色メス個体を飼育
→メス個体は白濁化しないか
→白濁個体に生殖能力はあるのか
・白濁個体の継続的な観察
→白濁化による生命維持に関わるデメリットはあるか(寿命の長さ・動作など)
→白濁化による形態の変化はあるか
(白濁化したメス個体とは、白濁化したオス個体と見間違えたものなのではないかという仮説)
・若エビ、稚エビを飼育
→若エビの白濁化において特徴的な現象はあるか
→稚エビの白濁化において特徴的な現象はあるか

色々と御託を並べてみましたが、つまるところ、エビを間近で見ていられて私が楽しいというのが最大の意義なので。エビさん近いかわいい綺麗楽しいぃぃぃぃ!!!となるのためのものなので。
ついでに有意な観察もできたらいいなと思います。

私の好みやこだわりに関するどうでもいい話なのですが、天然石のラフなどを集める趣味もありまして、瑪瑙のラフや水晶のクラスターなんかも水槽に入れてみたいなぁと思うのです。素材は確保しているものの生体との相性なんかで未だに試せず。
今回突っ込んだ天然石は、去年まではダイソーで在庫を見ることができたネット売り天然石の中から見栄えの良さそうなものを数個つまんだものです。この天然石、今年はまだどのダイソーでも見当たらず、定番商品じゃなかったのかよと少しがっかりしております。十把一絡げの中から綺麗なものが入ったネットを引いてお手軽安価に楽しんでいたのですが。執念深く研磨したら、程々に綺麗なものになるのにね。(普通の人は研磨したりしない)去年よさげなものが入っているネットを10袋買ってバケツに入れて数ヶ月水に晒して勝手に乾いたものなので、変な工業油なんかが付着していたとしても落ちているはずです。

なにはともあれ、玉随系の砂利や石は好きです。そこそこに細かい黄土色系の砂と混ぜて天然の川底風になる水景が好きです。今回容器の形状とサイズ、ろ材の構成の都合で砂を入れられなかったことが本当に心残りです。
その内また心象風景を投影しつつ過剰ろ過を仕込んだ小型水槽を考えようと思います。
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(安易な追記 2018/06/05 23時くらい)

ところで、今日結果的に白濁したミナミヌマエビを買ったホームセンターの水槽を眺めていたら、なんか普通に白濁しかけている(薄ら濁っている)個体が50匹いるかいないかの中に3匹混ざっていました。しかし、斜め下のポリプ水槽がトラブったらしく、店長は不在で女性のスタッフさんたちが殺気立ってて、とてもじゃないが白いの3匹掬ってくれとかこいつらの仕入れ元はどこなんだとか聞ける雰囲気ではなかったので、静かに退散したのでありました。頑張れポリプ、生きろ。

そしてこちらがホームセンターの水槽にいた白濁しかけたオス個体の画像です。手前のヒーターカバーにしがみついてる方です。奥のヒーターのケーブルにしがみついてる方は角度的に白く写っているだけの普通色個体です。ポリプ以外の水槽周りでもトラブルがあったらしいので、環境悪化で瀕死なだけかもしれませんが、今度店長がいたら仕入れ元を聞いてみようかなと思いました。(まさかの国内の川漁師さんからだったらどうしてやろうか)

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