やはりいました白濁個体。
ねーぼけたひーとが、みまちがーえた、訳ではありませんでした。


全身の白濁の程度はこの通り。

いつもの白いエビ画像となにが違うって、これが天然採取個体だっていうことです。
ちゃんと第一触覚まで額角があります。ワイルドです。

比較として、普通色個体の腹部。

そして白濁個体の腹部。

取り急ぎ画像だけ。あれこれ作業が落ち着いて、頭の中がまとまったら後で文章書きます。

——————————

追記

——————————

現段階で確認できたことをまとめます。

【ホームセンター購入ミナミヌマエビ白濁個体発現環境】
設置場所:屋外(遮光なし)
飼育水槽:トロ舟
飼育水 :ハイポでカルキ抜きした水道水・雨水
ろ過  :水作コンセプトS
カキガラ(100円ショップ購入)
生体  :ミナミヌマエビ(ホームセンター購入)
オオタニシ(ショップ購入)
水草由来のインドヒラマキガイ及びサカマキガイ及びカワコザラガイ及びミズムシ
自然発生の微生物(ダフニア・モイナ・ケンミジンコ・カイミジンコなど)
勝手に産みつけられて育ったシオカラ系のヤゴ
水草  :チャーム購入のヒツジグサ及び用土から発生したシャジクモ
ホームセンター購入のバナナプラント及びマツモ及びアナカリス
用土  :チャーム購入のビオの土(田土系の泥)
肥料  :発酵鶏糞+化成肥料(いずれも100円ショップ購入)
餌   :メダカの餌+ザリガニの餌(いずれも100円ショップ購入)三日に一回程度
その他 :飛び出して死亡したエビはトロ舟に戻す
水換えと給餌とヒツジグサへの施肥と水草の間引き以外はほぼ見てるだけ

【検証用天然ミナミヌマエビ飼育環境】
設置場所:屋外(遮光なし)
飼育水槽:トロ舟
飼育水 :白濁個体トロ舟と共有・ハイポでカルキ抜きした水道水・雨水
ろ過  :水作エイトS+赤玉土(100円ショップ購入)
カキガラ(100円ショップ購入)
生体  :ミナミヌマエビ(岡山県天然採取個体をオーダー購入)
自然発生の微生物(ダフニア・モイナ・ケンミジンコ・カイミジンコなど)
同梱水草・飼育水由来の寄生虫など
水草  :新規にチャーム購入のマツモ+天然ミナミに同梱のアナカリス
(まだ発芽していない杜若園芸のオモダカ)
用土  :なし(ろ過用途で赤玉土使用)
肥料  :発酵鶏糞+化成肥料(いずれも100円ショップ購入)
餌   :メダカの餌+ザリガニの餌(いずれも100円ショップ購入)三日に一回程度
その他 :飛び出して死亡したエビはトロ舟に戻す
水換えと給餌以外はほぼ見てるだけ
白濁個体トロ舟の飼育水を種水にして立ち上げ
白濁個体トロ舟からの貝類・ミズムシ・ヤゴの混入なし

【所見】
2018/05/15に天然ミナミヌマエビを導入し、2018/05/25に最初の白濁個体発現を確認。白濁傾向は最初期(腹部筋肉が断続的かつ小規模に白濁)というよりも初期から中期(腹部筋肉が連続的に白濁、ただし消化管を覆うまでには至っていない)にさしかかっており、経過日数の10日よりももっと短期に白濁が開始した可能性がある。現在白濁し始めたのはオス個体である。また、確認できる白濁個体は現段階で1~2匹程度(オス個体30~40匹の内5匹以下)であり、白濁の開始にはバラつきがある。

【今後の展開】
飼育水のみの共有で天然ミナミの白濁化を確認したとはいえ、白濁個体トロ舟からの白濁個体の混入の可能性がゼロではない、全体的な白濁化には至っていないので、引き続き天然ミナミトロ舟を観察し、今後酷暑が予想される中で白濁個体の増加はあるか、メス個体の白濁化はないか、普通色稚エビ(或いは若エビ)の白濁化などを検証する。また、天然ミナミの白濁個体を随時撮影し、白濁化の過程を見守る。
同時進行的に、販売ミナミ白濁個体が生殖可能であるのかも確認をする必要がある。
さらに、画像3・4枚目の腹肢付近に白い毛羽立ちがあるのが確認できるが、エビヤドリツノムシなどの寄生虫の可能性があるため、今後も経過を観察する必要がある。

なんかそんな感じで、白濁個体がいる内にできるだけちゃんとデータを取りたいと思っています。できるだけとはいっても、毎週飼育水のpH測定とかそういうのは(ダルいので)やらないと思います。通常のミナミの飼育環境は維持できているという前提でやっていきます。
まぁ、小中学生の夏休み自由研究レベルのことを(年の功と札束で課題をしばき倒しながら)やってみるといった感じです。

にほんブログ村 観賞魚ブログ ミナミヌマエビへ
にほんブログ村

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です